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ジャカルタ・トピックス_April2017  by  A.K.I

2017/04/03 16:36

ジャカルタ・トピックス_April2017
by A.K.I



 4月。日本では桜の花に囲まれ、新学期など新たな始まりの気分が満ちる季節。常夏のインドネシアでは先日3月28日はバリ・ヒンドゥー教の暦での正月”Nyepi”で国の祝日でした。西暦の1月1日に新たな1年が始まったと思ったら、1月28日には華人の正月”イムレック”が、そして今回またもや別な暦の新年。こうも異なるタイミングに次々と新しい年が祝われると、季節感の無い気候と共に、自分の中にあったはずのカレンダー感覚がどんどん揺らいでいく感じがしてきます。
 用いられる暦にすら多様性があるそんなインドネシアより、西暦の暦に基づき2ヵ月毎にホットな情報をお届けしている”ジャカルタ・トピックス”。最近タイムリーに盛り上がっている出来事や、身の回りで実際に感じられた変化や気づきを今月もピックアップ。ちょっぴりジャカルタの”今”を感じてみてください。


1.バリ・ヒンドゥーの正月”Nyepi"



 冒頭に書きましたバリ・ヒンドゥー教のサカ暦に基づく正月”Nyepi ニュピ”。バリ島旅行好き日本人には良く知れた祝日かもしれませんが、その日は1日中、火や電気の使用・外出・労働など一切の活動が禁止され静寂の中神に祈りを捧げる慣わしのため、街中の店舗や空港さえも閉鎖され、バリ島中がしーんと静まり返る日。よって、バリ島への旅行を計画する際にはその日程は避けた方が良いと言われますが、逆にその日にしか実現し得ない静けさを味わいに行ってみたいような気もします。
 Nyepi前日には、悪霊払いの儀式や、ガムランの太鼓やドラの音を伴いながら、オゴ・オゴと呼ばれる悪霊を象徴する鬼の形相の人形を担いだ練り歩きが集落単位で行われます。練り歩きが終わるとオゴ・オゴは燃やされ、悪霊は去るとされています。除夜の鐘で煩悩を払う日本の大晦日に似て、やはり1年の悪いモノは新しい年に持ち越さないという感覚はどこも同じなのだという感じがします。

 さて、人口の90%がバリ・ヒンドゥー教徒であるバリ島では、島の至る所で儀式が行われ、島全体が独特の空気に包まれると言いますが、85%がイスラム教徒であるジャカルタでも、数%のヒンドゥー教徒はもちろん彼らの暦にのっとり儀式を行います。少数派だけになかなか開催情報は得にくいのですが、なんとかつてをたどって、昼の悪魔払いの儀式から夜のオゴ・オゴの練り歩きが行われるというジャカルタにあるヒンドゥー寺院へ、様子を一目見に行ってみました。
 儀式は、ムスリムの多いジャカルタでは普段見かけることの少ないヒンドゥーの正装をした人々が大集合でしたが、練り歩きの出発地点となる寺院の前は、オゴ・オゴを一目見ようと近所の子供たちからヒジャブをかぶったムスリムの人々まで大勢が詰めかけ大混雑。日本のお神輿のように担ぎ手と楽団、それに続く長い長い行列の大移動が始まります(冒頭写真)。道路の通行止めなどはされていないようで周辺道路の大渋滞もジャカルタらしく。

 バリ・ヒンドゥーは、インドなどのヒンドゥー教にバリの土着宗教がミックスされたものなので、聞いたところによるとインドのヒンドゥー教にはNyepiといった行事は無いそうですので、これはインドネシアのヒンドゥーならではの風習です。バリ島でしか行われていないかのように錯覚しがちですが、バリ島にまで行かずともジャカルタでバリ・ヒンドゥー文化に触れてみるのというのも、一味違った環境の中なかなか興味深いです。
(参考:多様な宗教が共存する街ジャカルタ#2:中国寺院とヒンドゥー寺院


2.ようやく実感!刷新された新紙幣の流通



 昨年12月19日にインドネシア国内全土で流通が開始された新紙幣7種と新硬貨4種。開始から早くも3ヵ月が経ちましたが、皆様もうお手にされましたか?現状私が手にしたのはまだRp2,000とRp100,000紙幣のみですが、日本で以前知らないうちに消えてしまった感のある2千円紙幣発行時のように、尻すぼみに消えていくなんてことはありません。2月初旬での新紙幣の全流通紙幣における割合が1%ほどとの報道があり、実際に少しずつではありますが手元に受け取る機会も出てきて、その他紙幣・硬貨も目にする日がなかなか待ち遠しいです。

 どこの国でもそうですが、紙幣にはその国を象徴する人物や文化・景観などがデザインされていて、その国への興味のきっかけの一つにもなります。新たな紙幣も表面はインドネシア初代大統領スカルノ氏をはじめとした国家英雄が、裏面には各地の景観と民族衣装で伝統舞踊を舞う踊り子の姿が描かれています。例えば上にあげた写真左側が新紙幣ですが、Rp100,000紙幣裏面には美しい海で名高い西パプア州Raja Ampatの景観とジャカルタ土着民ブタウィ人の伝統舞踊Tari Topeng Betawi、Rp2,000紙幣には西スマトラ州ブキティンギのNgarai Sianok渓谷と皿を手に踊るミナンカバウ人の伝統舞踊Tari Piringが描かれています。紙幣デザインに抜擢されるくらいの景勝や舞踊、是非この目で確かめに、その地を訪れてみたくなります。
 旧紙幣よりも全体的に色彩が少々淡くなっており、旧札に紛れていると一瞬あれっ?と不安がよぎりもしますが、なかなか新鮮。皆さんも新紙幣と硬貨、手にしたら是非デザインをチェックして、インドネシアへの興味を深めてみてください。


3. 雨季の豪雨被害相次ぐ



 そろそろ雨季も終わりに近づいているのかなぁと思いきや、まだ日々土砂降りの大雨や、洪水・豪雨による土砂崩れのニュースに事欠きません。インドネシアでの自然災害による被害は年々拡大しているとのことで、特に洪水による被害が顕著だと言われています。ジャカルタなどの人口過密地域では、人口増加に伴い洪水多発エリアにまで人々が住むようになったことが一因となっています。洪水の恐れのある河川沿岸の家屋については、洪水対策施行のために行政による立ち退き勧告が出されている地域もあり、住民との軋轢も生まれているようですが、安全性を考えるとなんとも。
 大雨のたび、河川周辺ではないジャカルタ市内の幹線道路ですら、突如池が現れたかというくらいの水位に冠水するケースもありますが、主な原因は配水溝に詰まったゴミによる排水不良。頻繁に清掃が行われているのを目にしますが、清掃以前にゴミのポイ捨てをなくす啓蒙をしないことには埒が明かないように見えます。
 また、大雨と強風による倒木で家屋・自動車などの破損や死者が出ているケースもあり、熱帯ですくすく育っている大木と自然の威力を感じます。また強風での被害として、ジャカルタ市内に掲示されている巨大広告板の落下事故も問題視され、今後道路沿いの巨大広告は一切禁止とするなどの方針が出されています。大自然の脅威に対してはコントロールしようがないものの、人的災害が拡大しないような手立ては早急な対応が望まれます。

 交通渋滞も巻き起こすうんざりな豪雨ではありますが、雨上がりの夕暮れに一瞬さす強い西日で、ジャカルタのビル群の上空高く、大きく空一杯にかかる虹が現れた時には、その雄大さにはほれぼれします。雨上がりの晴れ間には、是非空を見上げてみてください。


4. 移動手段選択は慎重に!



 在インドネシア大使館からの注意喚起メールなどを受信登録されている方は、既に気を付けてらっしゃることと思いますが、ここ数か月、目抜き通りであるSudirman通り沿いの歩道橋などで、邦人をターゲットとした白昼強盗被害が頻発しているとのことです。以前から、歩道橋は挟み撃ちにされて危険ということはよく言われていることではありますが、大通りで白昼堂々というのは少々驚きです。金品や携帯電話を目当てに数人のグループで取り囲む形での犯行とのことで、下記大使館からの注意喚起の文面を一部転記します。
------
ーつきましては、ジャカルタ市内の移動に際しては、なるべく自動車を使用するようにし、やむを得ず徒歩で移動する際には、以下の点に特に留意の上、最大限の注意を払うようにしてください。
また、もし被害にあった場合は相手は武器を持っている可能性が高いので、身の安全を第一に、無理な抵抗はしないように心がけてください。
1.外出する際、できるだけ貴重品は持ち歩かないようにする。
2.歩行中には鞄や携帯電話など所持品に常に注意を払う。歩きスマホは注意力が散漫になるため、安全な屋内に移動して通話するよう心がける。
3.歩道では鞄を車道の反対側に持ち、たすき掛けにするなどして鞄を体の前方に保持する。
【引用】http://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase17_07.html
-------
 路線バス、トランス・ジャカルタは私自身時々利用していたのですが、乗り場が道路中央にあり乗降時には歩道橋を使用しなければならず、今回のSudirmanの事件では、トランス・ジャカルタ用の歩道橋でも実際に犯行があったため、大使館から上記のような通達が出ている状況ではやはり、自ら危険度の高い選択肢を取ることは控えようと思う次第です。トランス・ジャカルタは新路線の運行開始や、運行車両数の増便、渋滞対策としての高架路線が完工して運行試験が行われるなど、利便性が向上してきているところではあるのですが、やはり、異国に住む外国人はターゲットになり得るという事実は肝に銘じておかねばなりません。


5. 配車アプリ・オンラインタクシー増殖止まらず



 公共交通機関の話題ついでにもう一つ。配車アプリによるオンラインタクシーの増加で、昨年は既存のタクシー運転手による抗議デモなどが頻繁にありましたが、ここのところ、利用客が激減して収入が確保できないとして従来からの乗り合いバス、アンコットとオンラインタクシーとの対立が過熱している模様です。抗議デモのみならず、運転手間のトラブルで、投石により窓ガラスを割るなどの襲撃事件が報じられています。
 国は事態を解消するために、配車アプリでの極端な割引や、消費者保護の面で繁忙時間帯の極端な値上げを抑える意図も含め、オンラインタクシー乗車料金の上下限の設定を各地方自治体に課す規定をこの4月1日より施行するなど対策に乗り出していますが、市場競争原理に反するなどと、賛否両論さまざまな意見が飛び交っています。

 今や町中いたるところで実際に目にとまるのは、Gojek、Uber、Grabなど、そのロゴ入りジャケットを着た、配車アプリによるバイクタクシーだと思うのですが、実は、法的には二輪車は乗客輸送用車両とは定められていないそうで、ここも議論される余地がまだまだありそうです。
 オンラインタクシーはやはりその利便性から、周囲でも利用者が増えていることは事実ですが、このような状況においては、運転手同士の衝突に巻き込まれる可能性を思うとためらわれ、企業からの駐在員で勤務先から自家用車の支給手当があるケースならまだしも、外出の自由度が低いジャカルタのこの環境下、安全・安心な移動手段の確保はいろいろと悩ましいところです。


6.過積載取り締まり強化検討



 ジャカルタのみならずインドネシア国内の道路を走っていてどうにも気になるのが過積載。つい数えてしまうバイクの同乗者人数に始まり、大型トラックの荷台にあふれんばかりに積まれた荷物まで、さらには積み荷の上に人が座っていることもしばしばで、見ているこちらがハラハラします。
 バイクについてはローカルの人々の話によると、乗車の制限は、大人2人までとのルールはあるが、子供はカウントしないので何人乗せてもよいという解釈のようで、写真のような4人乗りはザラ。さらに赤ちゃんを抱っこ布で小脇に抱えた5人乗りも日常的です。子供たちも慣れたもので、運転手の足置きとなるスペースに平気で立ったまま乗っているのをよく目にします。しかしこのポジション、スピードを上げた走行時に立っているという危険性は言うまでもなく、走行による風や前の車の排気ガスや熱などを小さな体にまともに受けることになるので、ルバラン時の帰省など長距離移動のケースでは、目的地に着いた時には子供がぐったりとして動かなくなっていたなどという痛ましい事故もあり、かなり深刻な問題と思うのですが。



 トラックに関しては、車軸にかかる荷重の上限値が定められているとのことですが、2月初旬にチカンペック高速道で行われた調査ではその値を1.5~2倍超える過積載のトラックが、なんと走行トラックのうちの約7割にのぼったそうです。過積載トラックの走行は道路への負荷が大きく路面の損傷を加速することや、高速道路でもスピードが出ないために後続車に追突されるといった事故、または車高以上に高く積み上げられた荷物が、頭上を交差する高架路などにぶつかり落下、あるいは高架路の倒壊、または、荷物が引っかかったトラックが身動きがとれなくなり立ち往生するなど、結果的に道路の封鎖・大渋滞を引き起こすなど、日本ではやや考えにくいような事故がたびたび報じられています。

 人も物も、大量にできるだけ安く運搬したいという心理はわからなくはないものの、周囲も巻き込んだ大事故になりかねない現状。今後トラックの過積載については取り締まりを強化していくとのことですが、人々の行動のベースに、安全第一ということを最優先に置いてもらいたいものだと思います。車通りの多い道路を、信号のない場所で歩行者が平気で横切っていくのが日常である現地の人々と、我々の思う”安全”は感覚に大きなズレがあるようにも日々感じますが。


<まとめ>
 その他ジャカルタで話題と言えば、宗教冒とく罪に今なお問われているアホック氏の公判と、2月に行われた知事選で共に得票数が過半数には満たなかった上位2候補で再び争われる、アホック氏対アニス氏の4月19日の決戦投票ですが、邦人にとっては、実質は選挙の結果よりも、イスラム教徒によるアホック氏に対する抗議の大規模集会やデモがまだたびたび実施されているという状況が最も気がかりかもしれません。
 日本に居て、インドネシアのニュースが聞こえてくるとしたら、最近では金正男氏殺害の現行犯として公判中のインドネシア人、シティ・アイシャ容疑者の話題くらいでしょうか?離れた土地にいると、同じニュースに対しても捉え方にはいろいろと温度差を感じますが、実生活に関わる話題はより一層、日本で仮にインドネシアの情報を聞いたとしても、実際の環境を把握した上でないと実感としての理解は難しいものだと思います。日系企業からの駐在員が、本国とのやり取りで悩まされるのはそういった点も大きいことでしょう。
 西暦の年末年始から少々、日本・インドネシアを行ったり来たりして、より一層そのような感覚のズレを感じました。実際のジャカルタの町の環境・状況含め少しでもリアルな感覚をお届けすることができていればと願います。

 

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