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ジャカルタ・トピックス_April2016  by  A.K.I

2016/04/01 01:51

ジャカルタ・トピックス_April2016
by A.K.I



 身の回りのホットな情報をお届けすべく、最近ジャカルタでタイムリーに盛り上がっている出来事や、身の回りで実際に感じられた変化や気づきをまとめました。ちょっぴりジャカルタの”今”を感じてみてください。


1.花粉症には嬉しいジャカルタ



 会社や学校でも一つの区切りという人も多い3月。日本への一時帰国者も多かったようですが、帰国するとやはり安心・便利な日本の食品・製品に囲まれてギャップを改めて感じることも多いかもしれません。けれどもこの時期、ジャカルタの方が良い!と思われることが少なくとも一つ。日本では花粉症に悩まされる季節。インドネシアでは植生が異なるからでしょう、日本でひどい花粉症だと言う人もジャカルタにきたら鼻水も出ず快適!という話を良く耳にします。満開の桜の下でのお花見ができないのはとても残念ですが、花粉症の症状がひどくなったらこの時期国外脱出というのも一つの手かもしれません。


2.乾燥と森林火災の季節へ突入



 今回の雨季は雨が少ないと言われてはいますが、ここ数ヵ月あちこちでバンジール(洪水)のニュースを頻繁に見聞きしました。そんな雨季もそろそろ終盤、4月中に雨の降らない乾季に突入の模様です。早くもまた、森林火災が警戒されるホットスポットがスマトラ島やカリマンタン島で多数報告されています。雨季と乾季、2つの季節しかないこの国で、洪水と森林火災が大きな問題として繰り返しニュースを賑わせます。どこかで思い切った対策を行う必要性を感じます。


3.レジ袋の有料化じわりと





 買い物をするごとにインドネシアではまだまだふんだんに使われているレジ袋。プラスチックごみ削減に向けて今年2月末から環境林業省主導で、大手スーパーマーケットやミニマーケットなどの1部で有料化が試験的に始まっています。6月までの3ヵ月間で削減効果が認められれば、省令で有料化の規定検討がなされることになっているとのこと。その影響なのかどうなのか、最近レジ待ちの際マイバッグを持参している人をちらほら見かけるようになった気がします(その大半は外国人滞在者と見受けられますが)。限りある資源の保護と大気汚染等環境汚染の軽減は世界的に取り組むべき課題なので、この国でも少しずつ浸透していくといいなと思います。


4.日本のコメが店頭に見当たらない



 日本人の食生活に欠かせないお米。インドネシアも基本的には米文化ですが、売られているお米の多くは香り米で、日本人がお茶碗で食べる”白いご飯”としては香りが強すぎて違和感が感じられます。そこで一次帰国の際に日本で購入し持ち込むという人もいますが、日本のお米を日本人の指導でインドネシアで作ったという商品などがパパイヤ他スーパーにて入手できます。ところが、ここのところずっとそれら日本のコメが棚から姿を消しているなと思ったら、急な法改正と許可番号取得の発令があり、店頭販売が一時的にできなくなっている模様。インドネシアでは、ルールの変更が突然施行されることがちょくちょくありますので、これまでと状況が何か違うなと感じたら何か起こっていないか情報収集してみた方が良さそうです。野菜などは日本と同じく天候不順で入荷量が減少ということももちろんありますが。


5.おみやげ失敗談



 先日、中華系インドネシア人の友人と会うにあたり、何か日本らしいものをお土産にとふと思い出したのが、日本からの渡航時に大量に持ってきた手ぬぐいが棚の奥で眠っているということ。急な時のばらまき用にと出国直前に日本のダイソーで日本らしい柄のものをたくさん選んできたのですが、良く見なおすと”Made in China”の文字。しかもジャカルタ市内にはDAISOは店舗数も多くて認知度も高く、先日覗いてみたら手ぬぐいもちゃんと売場に並んでいました。こちらでは1商品Rp 25.000(約250円)で物価からするとそれなりですが、上記事情によりプチギフトとしては少々微妙と感じ却下。余談ですが先日日本で購入した虫よけグッズは”Made in Indonesia”でした。逆にインドネシアでちゃんとMade in Indonesiaのものを見つけるのも時には難しかったりもします。今や世界の境界線が薄れていますが、外国からのお土産と言う時には、ちゃんとその国で作られたものを選びたいものです。


6.Sky line buildingセキュリティー強化



 早くもジャカルタでの爆発テロ事件からは2ヵ月以上経ちましたが、爆発のあったスターバックスが入っているSky line buildingにあるジャカルタジャパンクラブ(JJC)の図書館に久しぶりに行ってみたところ、これまで入館時は荷物チェックだけだったのが、パスポートまたはKITASなどの身分証明証を預けて引き換えに入館証を受け取るカウンターが、ビル入り口に設置されていました。こういった人物確認をセキュリティー対策として導入しているビルはジャカルタのオフィスビルではよくありますが、このビルでも事件後の対策として遅ればせながら導入されたのだなという感じ。セキュリティー強化対策が実行された前向きな対応には少しでも安心感はアップします。預ける身分証明証がコピーは不可で原本であるという点で、逆に紛失などの不安が少々頭をよぎりますが。


7.3in1制度一時的中止を試験的に実施予定





 通勤ラッシュ時の交通量緩和として20年以上前に導入された3in1(3人以上乗っていない車は指定区間の道路を通行できない)ですが、人数合わせを商売とするジョッキーの存在や、車両台数自体が増えすぎていることなどから現状、交通状況緩和効果が疑問視されています。車を止めさせての警察官による人数確認が実情流れを滞らせていたり、3in1を回避した車両が流れ込む他の道路の大渋滞など、逆に渋滞を助長しているのではないかという意見もあるくらいです。そこで、4月5日から1週間、試験的に本制度を停止して状態の把握を行い規制廃止に動く可能性もあるとのこと。試験の結果と今後の動きが気になるところです。少しでも渋滞が解消されることを祈ります。

以上、ここ最近の身近な話題をお届けしました。

 

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