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バリ島のお菓子「ジャジョー」を楽しもう!!  by  じゃかナビ記者

  • 7月6日(月)- 2015年

バリ島のお菓子「ジャジョー」を楽しもう!!

インドネシア語でお菓子はクエと呼ばれていますが、バリ島では「ジャジョー」と呼ばれています。カラフルで初めて見る人は、色や形に驚くと思います。しかし、日本ではあまり見かけない感じのお菓子ですが、日本の和菓子に似ているお菓子もあり、米を主食にしているバリと日本の食文化の共通点を感じる事ができます。また、味も優しい味わいのお菓子が多く、フルーツ・お米・ヤシ砂糖・ココナッツミルクを使っているので、ヘルシーです。
                               
今回は、南国バリを感じる事のできる「ジャジョー」を紹介します。
 

市場やお店で売られている代表的なジャジョー

ルンピア

日本でいう「春巻き」で、トウガラシが付いています。味は日本の春巻きと違っていてスパイシーで、食感はモチモチしています。


ダダ―ル

米粉で作られたクレープで、緑色はパンダンリーフという葉の色です。中にはヤシ砂糖で味付けされたココナッツフレークが入っています。
 

クエラピス

クエラピスの意味は、クエ=菓子、ラピス=層で日本語に訳すと「層の菓子」という意味になり、その名前の通り、層になっています。バームクーヘンのように1枚1枚はがす事ができ、はがすと薄くてプルプルしていて、また違った食感になります。
 

フルーツのフライ

写真は、ナンカ(ジャックフルーツ)と呼ばれる南国のフルーツのフライです。バリではこのようにフルーツのフライが市場・露天・飲食店で売られています。
ピサンゴレン(バナナのフライ)は甘味があり、作りたてなら衣がサクサクしています。
ナンカのフライは、果物自体に水分が多く元々強い甘味があるせいか、揚げるとベタベタした食感で、しつこい甘さがあります。

 

バリ人の家庭でよく食べられているジャジョー

ジャジョーバリ

バリの家庭では、おやつの時間にこのバリ菓子の盛り合わせが食べられています。
ジャジョーバリは、5~6種類のバリ菓子が盛り付けられていて、ココナッツとヤシ砂糖のシロップがかかっている優しい味わいのお菓子です。
このお皿には、蒸した黒米・小さな三角のチマキ・プルプルとした天草の生菓子・フルーツの生菓子・米粉の焼き菓子が盛り付けられています。


ブブール・インジン

ブラックライスプディングとも呼ばれている黒米のお粥です。お味は、少し甘くてモチモチとした黒米のおかゆに、少し塩味の付いたココナッツミルクがかかっていて、優しいけど不思議な味です。
ホテルや民宿では朝食としてブブール・インジンが提供される事がありますが、優しい味わいなので食欲のあまり無い朝でも美味しく頂く事ができます。
 

ジャジョーの買い方

バリ菓子のジャジョーは、市場や街の至る所で売られているので気軽に購入する事ができます。ショーケースや販売台に並んでいるお菓子を指でさすと、お店のおばさんが袋に入れてくれるので簡単に買う事ができます。
また、最近はバリ島の物価上昇の影響で値段が上がっているものの、値段も1000rp(約10円)~程度から購入できるので、とてもリーズナブルです。


バリ島の街には、このようなお菓子屋さんがたくさんあり、見ているだけでも楽しいです。
 

注意点

・ジャジョーは生菓子なので、購入後は傷まないうちに早目に食べる事。
・午後の遅い時間になると、売り切れてしまい品ぞろえも悪くなるので、できれば午前中のできるだけ早い時間に購入する事。
・基本的に、値札が付いていないので、観光客には現地価格の数倍の値段をふっかけられる事があるので注意する。特にウブド市場等の観光地のお菓子屋さんではぼったくりが多いです。
 

まとめ

バリ島のお菓子は、色や形は日本の物と異なりますが、日本のお菓子と似た原料を使っているので、日本人も美味しく食べる事ができると思います。また、バター等を使っていなくてヘルシーなので、カロリーを気にされる方にもお勧めです。バリ島に旅行をする際は、ぜひバリ島のお菓子「ジャジョー」を試してみて下さい。