インドネシアの現地情報を探すなら？SNS・掲示板・クラシファイドを徹底比較！

インターネットの発達で、どの国にいても、国外の情報がリアルタイムで入るようになった。特に情報サイトはどんどん増え、ありとあらゆる情報へとアクセスできる。しかし、サイトがあふれすぎていて、必要な情報、欲しい情報になかなかたどりつけないことも増えてきてた。

ネットが多岐に渡りすぎているため、情報を得るにはもう少し的を絞って検索しなければならない。ピンポイントの情報を得るのに、どうすればいいかと考えたとき、一般的にSNSやクラシファイドを考える人が多いだろう。

現地に知り合いがいればSNSを使って尋ねることができる。売り買いや求人を探す場合は、クラシファイドを使えばいい。この2つ以外に情報を探す手段として掲示板も追加したい。

お勧めのお店探しや観光スポット情報はＸやインスタグラムなどのSNS

いまや生活に根差していて、生活に欠かすことができないツールだ。情報集めの道具としてはこれ以上ないレベルだろう。1つアカウントを作れば、そのSNSを使っている世界中のユーザーと繋がることが可能。情報発信もリアルタイムでできる。

情報収集として優秀なのはXだろう。テキスト中心だから、質問もしやすいし、写真や画像もいらない。日本からでも、インドネシアに住んでいるユーザーを見つけられれば、現地についてのさまざまな情報が得られる。

インスタグラムで、地方や地域を検索すると、周辺にある店や景色が表示される。SNSは使い方一つで、大抵の情報を集めることができる。

急な引っ越し、転勤で、家具をそろえたい、日用品を売りたいときに強いクラシファイド

クラシファイドは、現地で売り買いをするのには向いている。例えば、インドネシアで仕事をしていて、急に日本の支社に転勤となった場合、家財を全部持って引っ越すのは大変だ。手放せるものを引き取ってほしいとき、売りたいときに使える。もちろん、日常品だけでなく、現地で使っていた車のような移動手段の売買もできる。急な転勤や引っ越しでの強い味方だ。

穴場スポットや現地情報、現地の人との交流にも使える掲示板

古くからあり、現在も使われているのが掲示板サイトだ。アクティブユーザーは、基本的にその地域に根差していることが多い。人が多いほど、情報は早く、多く集められる。また掲示板によって、特化した内容だけを語るところもある。つまり、用途に応じて使い分ければ、より必要な情報を得やすくなる。

友人募集、イベント情報、道具の売り買い、物件情報、用途に応じて使いわけ！おすすめ掲示板4選

ここで紹介する掲示板は、観光地や旅先の同行者を見つけやすい掲示板、ローカル情報に強い掲示板、留学生や学生向けの掲示板、家族でインドネシアに住むことになった場合に役立つ掲示板の4つだ。

日本だけでなく、海外も拡大中の「爆サイ.com」

爆サイ.com - インドネシア版

日本では地域密着型のローカル掲示板として地元の情報に強い「爆サイ.com」（爆サイ）。同掲示板の特徴は、ニュース、政治、風俗などさまざまな事柄に関する意見や情報が集まっているスレが数多くあることだ。日本だけでなく海外版もあり、その中にインドネシア版もある。

日本ほどカテゴリーは多くないものの、現地ならではのコアな情報が集まる「インドネシア雑談」「インドネシアビジネス」「インドネシア医療」「海外グルメ・飲食総合」「海外ナイトライフ総合」などの掲示板がある。雑談掲示板が特に盛り上がっており、現地の生活や引っ越し、夜遊びなど話題は多岐に渡っている。

海外の大手掲示板「海外掲示板（インドネシア掲示板）」

海外掲示板（インドネシア）

カテゴリーの多さと留学生が多いところが特徴だ。インドネシア掲示板は、「売ります・買います」「不動産・物件」「仲間募集」「レッスン・習い事」「求人・アルバイト」「ベビーシッター「イベント・セミナー」「サービス・ビジネス」「質問・雑談」と大きく10個のカテゴリーに分かれており、さらに小さい項目に細分化されている。

特徴は留学生のユーザーが多く、売り買いのスレッドは勢いがある。特に「帰国売り」のスレッドは、帰国する人から重宝されているようだ。また貧乏学生にとって、バイト探しができるのも便利だろう。日本人学校の生徒同士ヘルプも求めやすく、異国の地での助け合いはもちろん、友達作りの役にも立っている。

世界中を網羅した掲示板「地球の歩き方」

地球の歩き方

有名な旅行ガイドブックのウェブサイトに備えられた掲示板だ。こちらの掲示板は世界を網羅している。インドネシアでは、ジャカルタ、バリ島、、デンバサール、ジンバランの掲示板が立ち上げられている。掲示板を使うには、会員登録が必要。同掲示板の一番の特徴は、旅の仲間の募集ができることだ。ガイドブックの掲示板ともあって、旅好きなアクティブ会員が常にいる。

老若男女幅広い。どの年齢層であっても、必ずその人と近い年齢の人がいる。もちろん、行く場所にもよるが、旅の仲間を見つけるのはそれほど苦労しないだろう。現地に住み始めたばかりで、友人・知人がいなくて、観光地に行きたい場合はこちらのスレで同行者を探すこともできる。インドネシア内の観光地に行きたいけど、連れがいないというとき、最適だ。

インドネシアの暮らし情報掲示板「マタログ」

マタログ

マタログは、「インドネシアの暮らしをもっと豊かに」をコンセプトに作られたサイトだ。現地へこれからインドネシアに行く人にとっても、分かりやすいシンプルな作りになっている。BBSでの、意見交換や情報交換も活発で、とっつきやすいのが魅力だ。掲示板のカテゴリーは、グルメ、ビューティー、医療、子育てなどがある。見た目の感じとしては「食べログ」に近い。

目的別に使い分け、スムーズな情報収集を

SNS、クラシファイド、掲示板、それぞれ得意なジャンルがことなっている。SNSは比較的いろいろなことに対応ができるが、つながりが薄いと集まる情報も必然と薄くなる。いかに欲しい情報を持っている人を見つけられるかも、重要となる。クラシファイドは、売り買いのような情報は集めやすいが、人気店や観光の穴場を探すのには向いていない。

そういう意味では掲示板がいろいろな情報に対応している。今回挙げた4つの掲示板も基本的には、同じことができるが、情報の集積という意味ではやはり、ユーザーの集まり方で差がでてくる。古い掲示板であれば、先人たちが集めたデータの集積がある。掲示板はまさに、集合知の塊だ。例えば、留学生同士が助け合う相手や友達を作りたい場合は「インドネシア掲示板」だ。家族で住む場合は、住まいだけでなく、レストランや病院など暮らしに根差した情報が集まる「マタログ」がニーズにあっている。インドネシアを旅する時は「地球の歩き方」を使って、同行者を募集するのが正しい使い方だといえる。

もし、あらゆる情報を1つのサイトで完結させたい場合は、「爆サイ」がおすすめだ。スレ数がダントツで多く、常に書き込みする人がいる状態だ。「海外掲示板」も情報は集めやすいが、アクティブユーザーが少ない。「爆サイ」はユーザーが多いため、レスポンスも早く、情報の精度も高いものが多い。他の掲示板サイトだと、レスポンスが遅い可能性がある。他のサイトでほしい情報も、同サイトのみで得ることができるだろう。それだけ情報量が豊富な“オールインワン”な掲示板だ。